プルトニウム人間  ビリケン商会 ソフビ
映画「巨人獣 プルトニウム人間の逆襲」 原題「War of the Colossal Beast(1958)」
「逆襲」というからには1作目がある。
「戦慄 プルトニウム人間」 原題「The Amazing Colossal Man(1957)」がそれだ。
当時はやたらと水爆やプルトニウム何チャラで昆虫や動物を巨大化したSFホラー(パニック?)映画が流行した。今ではこのネタは不謹慎扱いなのだろうが当時は「核開発・軍拡」の世界情勢で流行ったらしい。
原型はもちろんハマハヤオ氏。ソフトビニール製です。 某ヤ○オクにて完成品を落札。
某有名なモデラーさんの作品らしく塗装表現はすばらしい。簡単な台座がついていてサインがしてある。只残念なことに所〃塗装の痛みがある。保存(飾っていたのか?)状態が余りよくないのだ。特に腰の布の塗装の剥がれが酷い。更に台座とソフトビニールの足がネジで固定してあるが中に詰め物をしていないのでぐらぐらする。
一旦パーツをばらして腰布だけは塗装を剥離してから再塗装する。脚にレジンを注入して新規の台座に固定させる。
ソフトビニール・パーツの継ぎ目が気になる性分なので腕と首の付け根の可動部の隙間をエポパテで埋める。やすりがけしても段差が出来てしまうが見なかったことにして先を急ぐ。エポパテ修正部分を全体の(皮膚部分)色味に合わせて塗装する。全体の色味を薄い肌色方向に持って行きつつ筋肉の盛り上がりなど再現する。顔の皺や目も再塗装。傷や骨の部分はエナメル塗料で強調して完成。 結局全部再塗装になってしまった。楽できると思っていたのに・・・。